よくある質問

FAQ

Q1. フジノスパイラルとはどんな製品ですか?

フジノスパイラルは、1993年に故・藤野康夫氏が発明し、日本・アメリカ・EU27か国で特許を取得した高性能ろ過材です。独自の螺旋状ヒダ構造により、生物ろ過・物理ろ過の両方を一つのろ材で実現でき、スパイラル系ろ材というジャンルを生みだした原点のろ材です。当初、業界を震撼させていましたが暫く販売休止期間があり2025年2月、株式会社アミラにより正規品として復活販売が開始されました。

Q2. 他のろ材と何が違うのですか?

一般的なろ材は生物ろ過のみのろ材が多い中、フジノスパイラルは生物・物理ろ過の両方の機能を備えているのが特長です。また多くのろ材は同形状のため、水流が一定の通路(チャネル現象)に偏り、好気性バクテリアが定着できない「死角」が生まれ硝化作用のパフォーマンスが低下します。フジノスパイラルは個々に形状が異なる螺旋ヒダが乱流を発生させ、ろ材全域に水を循環させることでこの問題を根本から解決します。この個々に形状が異なる螺旋状のろ材こそがフジノスパイラルの最大の特長です。

Q3. 「完全ろ過」とはどういう意味ですか?

フジノスパイラルの螺旋構造は、酸素が届きやすい外側に好気性バクテリア、酸素が届きにくい内側部分に嫌気性バクテリアを共生させます。好気性バクテリアがアンモニア→亜硝酸→硝酸塩へと分解し、さらに嫌気性バクテリアが硝酸塩を無害な窒素ガスへ還元。自然界のろ過プロセスと同じ多段階分解を1つのろ材で実現するため「完全ろ過」と呼んでいます。

Q4.素材・材質は何ですか?水質への影響はありますか?

素材はプラスチック(PVC/塩化ビニール)の鉛フリー仕様です。水に溶け出す成分がないため、pH値や水質に影響を与えません。また業務用設計の高強度で、欠け・割れに強く、ろ材由来の不純物が水槽内に混入する心配もありません。金魚・熱帯魚・海水魚・錦鯉など、あらゆる生体の飼育環境で安心してご使用いただけます。

Q5. 耐用年数はどのくらいですか?

適切にメンテナンスすることで5年〜半永久的にご使用いただけます。経年劣化に強い素材と独自構造により、長期間使用しても形状・機能を維持し続けます。一般的なろ材のように定期交換が少ないため、長期的な運用コストを大幅に削減できます。

Q6. どんなフィルター(ろ過器)に使えますか?

外部フィルター・上部フィルター・底面フィルター・オーバーフロー水槽など、ろ過槽にろ材を入れられるほぼすべての方式に対応しています。ろ材バスケットやコンテナに入れてご使用ください。

Q7.流動ろ過にも使えますか?

使用可能です。フジノスパイラルは「ぎりぎり水に沈む」特性があるため、流動式ろ過材としてご使用いただけます。ただし、軽量(≒140g/L)ではあるものの、スポンジなどの軽量ろ材と比べると相対的に重量があるため、安定した流動状態を作るには流量および流路(エアポンプの出力/ろ材量)の調整が必要になります。

その為、導入する際にはまず小量でお試し頂き動作確認を行うことをおすすめいたします。

Q7. 水槽サイズに対してどれくらい必要ですか?

使用量の目安は以下の通りです。

水槽サイズ 使用量の目安

45cm水槽:1L〜2L

60cm水槽:2L〜4L

90cm水槽:4L〜5L

ご使用のフィルターによりろ材容量が異なるため事前にご確認ください。生体の数が多い・餌の量が多いなど飼育負荷が高い環境では、多めにご使用いただくとより効果的です。

Q8. 水に沈みますか?最初に水に入れると浮いてしまいます。

フジノスパイラルは軽量ですが比重≒1.4の為、水に沈む構造で設計されております。但しそのまま投入するとヒダ内部に空気を含んだ状態の為、浮いてしまいますが水槽内で小刻みに振ると空気が抜けて沈みやすくなります。また、投入前に簡単に水洗いすると沈みやすくなります。

Q9. 使用前に洗浄や下処理は必要ですか?

投入時に水に沈みやすくする為、軽くすすぎ洗いをしてからご使用いただくことをおすすめします。

Q10. 既存のろ材と混ぜて使えますか?置き換えが必要ですか?

他のろ材との併用も可能です。フジノスパイラルは生物ろ過・物理ろ過を単独で担えるため、フジノスパイラルのみへの置き換えをおすすめします。ただし、既存のバクテリアを一度にリセットすると水質が不安定になる恐れがありますので、段階的に入れ替えるか、既存ろ材と一定期間並行使用し空回しによるバクテリアを定着させた後に完全移行されることをおすすめします。

Q11. 物理ろ過はどうやって行うのですか?

螺旋構造が水流に渦(過流沈殿)を発生させ、水中に浮遊する微細なゴミ・残餌・有機物をヒダ内部へ自然に引き寄せます。集まった汚れはヒダ内に蓄積されますが、水は別の通路を探して流れるため目詰まりが起きにくい構造です。

Q12. チャネル現象とは何ですか?なぜ問題なのですか?

チャネル現象とは、ろ過層内で水が特定の通路だけを流れ続ける現象です。一定の形状のろ材を使うと水流が偏り、水の届かない「死角」が生まれます。死角では酸素が不足するため好気性バクテリアが定着できず、ろ過バランスが崩壊して水質が不安定・濁りの原因になります。フジノスパイラルは個々に形状が異なる螺旋ヒダが常に乱流を発生させることでチャネル現象を防ぎ、ろ材全体を効率的に活用します。

Q13. 海水水槽(サンゴ・海水魚)でも使えますか?

はい、ご使用いただけます。PVC製のため塩分による劣化の心配がなく、海水・汽水環境にも問題なく対応しています。

Q14. 池や屋外水槽でも使えますか?業務用途での実績はありますか?

使用可能です。フジノスパイラルはもともと養殖用での業務使用として設計されており、養殖場・池・河川・プール・浄化槽・水族館・温泉・リゾート施設・など多種多様な業務用施設への導入実績があります。屋外環境での使用にも問題なく対応できます。法人・大量購入については専用ページよりお問い合わせください。

Q15. 洗浄方法を教えてください。

ろ過槽から取り出し、飼育水(または水道水)で軽くすすぐだけで十分です。ゴシゴシ強くこする必要はありません。螺旋内部のバクテリア層は構造上壊れにくいため、軽い洗浄後も急激な水質悪化が起きにくい点がフジノスパイラルの大きな利点です。※塩素が含まれる水道水で洗浄する場合、バクテリアがダメージを受ける可能性があります。なるべく飼育水か、カルキ抜きした水での洗浄をおすすめします。

Q16. 洗浄の頻度はどのくらいが目安ですか?

水槽の環境・生体の数・餌の量によって異なりますが、目詰まりしにくい構造のため通水性が長期間保たれ、頻繁な洗浄は不要です。フィルターの流量が明らかに低下したと感じた場合に洗浄するのがベストです。

Q17. 洗浄するとバクテリアが全滅して水質が悪化しませんか?

フジノスパイラルの螺旋構造により、バクテリアはヒダの内部深くまで定着しています。軽い洗浄では内部のバクテリア層はほとんど影響を受けないため、洗浄後の急激な水質悪化が起きにくいのが特長です。

Q18. 交換時期の目安はありますか?劣化の見分け方は?

耐用年数は5年〜半永久ですが、以下のような状態が見られた場合は交換をご検討ください。

  • 螺旋ヒダが大きく変形・破損している
  • 素材が著しく脆くなり、触ると崩れる
  • 洗浄しても通水性・ろ過性能が回復しない

通常の使用では形状・機能ともに長期間維持されます。

Q19. 法人・業務用での大量購入はできますか?

はい、法人様・業務用途向けのご購入に対応しております。養殖場・水族館・温泉施設・ビオトープ管理など業務用での導入実績も豊富です。

Q20. 購入後のサポートや保証はありますか?

ご使用方法に関するご質問は「お問い合わせ」フォームよりお気軽にご相談ください。正規品として品質管理を徹底しておりますが、万が一初期不良がございましたらご連絡ください。